AI

無料のAI教材を求めてフィンランドのヘルシンキ大学にたどり着いた

eyecatch_image

 

Hej. jag heter shikasembei(@bambi_engineer).
Trevligt att träffas.
(Hi. My name is Shikasembei. Nice to meet you.)

 

大学生の頃にスウェーデン語の講義を取ったことがありました。

決して興味本位で取るべき授業ではなかったです。

苦しみながら単位取ったにも関わらず、初歩的な挨拶ですら全く覚えてませんでした。
(上の挨拶はgoogle翻訳)

 

という訳で今回の題材はお隣のフィンランドのヘルシンキ大学の無料のAI講義です。

ちなみにフィンランドではスウェーデン語の使用率は6%程度ですが、公用語に指定されているそうです。

前置き

唐突にAIの勉強がしたくなり、ネット上にAI系の学習教材が落ちていないか探していたところ、フィンランドのヘルシンキ大学にまでたどり着いたので、軽く紹介したいと思います。

他に良さそうだったのは、AI AcademyとかcodexaとかKaggleですね。

Kaggleなんかは世界のトップレベルの機械学習エンジニアとか、データサイエンティストみたいな人や団体が、あるデータに対しての最適モデルを開発して鎬を削る、みたいなコミュニティで、AIとか機械学習をする上で避けては通れない道ですね。

いや、むしろ早く飛び込みたいくらいです。

 

それと比較するとヘルシンキ大学のAI講義のElements of AIはAIとは何か、という定義から始まるので、入門者にはうってつけみたいですね。

ヘルシンキ大学の無料AI講座”Elements of AI”とは

いくら説明しても仕方がないので、早速登録してみましょう。

登録方法

 

まずはElements of AIのサイトにアクセスします。

elements_of_ai

割と不気味なロボットのような物体が出迎えてくれます。

 

彼のセリフの中は

「”AI”ってのが何を意味するか知りたいかい??」
「君の仕事や人生にAIがどんな影響を及ぼすか考えてる??」
「来るべき将来にAIはどのように発展を遂げ、影響をもたらすか理解したいの??」

みたいなことを言ってます。

キャラ設定は完全に私のオリジナルです。

 

もし彼のセリフに心揺さぶられた方は上のstart the courseからユーザー登録に進みましょう。

 

今現在はEnglishかFinnishしか準備されていないようです。

 

他の言語が準備され次第連絡が欲しいという方はセリフの中のフォームにemailを入れてsubscribeボタンを押しておくと良いかと思います。

 

機械学習をフィンランド語で受けたいというツワモノ以外はEnglishを選択して、start the courseのボタンを押して次に進みましょう。

emailや名前を登録すると学習の方法やメール配信のチェックボックスがあります。

elementsofai_rg_image

6weeks courseを選ぶと6週間で終わるようにリマインダーのようなメールが配信されるみたいなことが書いてあります。

 

さっきの彼からメールが届くと考えるとなんとなく怖かったので私はself pacedを選んでおきました。

ここは好みですね。

 

下のチェック欄ですが、上2つのチェックボックスは単位関連のようですね。

1つ目はヘルシンキ大学の学生の方向けのチェックボックスです。

もしヘルシンキ大学の学生さんが入ればチェックを入れてください。

 

2つ目はECTSというヨーロッパの単位互換制度に関するチェックボックスです。
ヘルシンキ大学の学生ではないけれど、ヨーロッパにおける交換留学の単位互換を望む方が入ればマークしてください。

99%以上の方がここまでノーマークだと思います。

ECTS

全然関係ないですが、”ECTS”とgoogle検索をすると平成12年の論文が最初にヒットします。日本人ほとんど誰も興味ないやん。

 

「留学は,単に,ほかの国を知り、その異なった考え方に接し,外国語(言語)や文化を学ぶということだけでなく、それにもまして、職業的、学問的なキャリアーを積むという点でも最良の方法である」

Yoshio ONO(2000) 
ヨーロッパ単位互換制度(ECTS-European Credit Transfer System)について

という認識の元、ヨーロッパの国同士の交換留学制度のようなものが整備されているんですね。

 

実はこの引用部分は元の論文でも引用されてきている部分に当たり、孫引きになってしまうので気が引けたのですが、European Commission(欧州委員会)の原文を探す元気がなかったので、許してください。

 

※追記
European CommissionのECTSの定義の部分探してきました。

What is it?
ECTS is a credit system designed to make it easier for students to move between different countries. Since they are based on the learning achievements and workload of a course, a student can transfer their ECTS credits from one university to another so they are added up to contribute to an individual’s degree programme or training.

ECTS helps to make learning more student-centred. It is a central tool in the Bologna Process, which aims to make national systems more compatible.

ECTS also helps with the planning, delivery and evaluation of study programmes, and makes them more transparent.

-European Commission

気になる方はぜひ欧州委員会のウェブサイトへどうぞ

 

誰の特にもならないことを長々とすみません。

ついつい脱線してしまうのが、私のいいところなのですが、話を元に戻しましょう。

 

elementsofai_rg_image

下の2つのチェックボックスの内、上のチェックの内容は、学習の状況などのデータ収集を許可するかどうかですね。

許可するかたはチェックを、許可しないという方はノーチェックで。

 

最後の欄は新たなコースが追加された時にメッセージを受け取るかどうかです。

受け取るかたはチェックを、受け取らない方はノーチェックを。

これで登録できたと思います。

カリキュラムの概要

カリキュラムの内容は大きく6つのチャプターに分かれていて、

Chapter1: What is AI?
Chapter2: AI problem solving
Chapter3: Real world AI
Chapter4: Machine learning
Chapter5: Neural networks
Chapter6: Implications

となっています。

chapter1の内容を少しだけ紹介します。

カリキュラムの内容

chapter1-section1

まずはAIとはなんぞや、という話から始まりますね。

自動運転技術や、パーソナライズされた広告顔認証といった身の回りの事例を挙げられています。

ただこれらの例からわかるようにあらゆる分野に”AI”と呼ばれるものが導入されていて、何が”AI”で何が”AI”でないか区別がしにくくなっています。

 

なぜこうなったのでしょう。

その理由として

①公式な定義が存在しない
②SFのレガシー
③一見難しいものが簡単で、反対に一見簡単そうなものが難しい

この3点だと述べられています。

 

そしてこのElements of AIとしての”AI”の見解は

①Autonomy = 自律的である
②Adaptivity = 適応性がある

というものが”AI”であるとしています。

 

そして言葉の定義が曖昧では議論ができないと話を展開し、

“AI”は不可算名詞という話を紹介して、

“AI”を可算名詞として扱う意味があるならもちろん構わないが、専門家と話すときに混乱を避けたければ”an AI”の代わりに”an AI method”を使おうといった内容で締めくくられています。

これでまだchapter1のセクション1ですからね!?

初っ端から非常に楽しい内容になっています。

 

ぜひ詳細はElements of AIで学んでみてください。

 

ただchapter4くらいから、これまで優しかった教材も牙を剥き始めます。

日本語でも理解できるかわからない内容を英語でというのがなかなかのチャレンジですよね。

でもgoogle翻訳を活用すれば決して無理ではないです。

修了したという方のブログを参考までに。

ぜひ完走しましょう。

conclusion

まとめ

・Elements of AI割と楽しい

学習教材となるとついつい日本語で探してしまいますが、やはりAIの分野では海外がひと回りふた回り先行しているといってもいいでしょう。

ぜひこのサイトで基礎力をつけて海外の論文とかをガリガリ読めるようになりたいですね。

よければTwitter(@bambi_engineer)フォローしてね!!